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屋上のある家を注文住宅で建てよう

屋上のある暮らしに憧れる人は少なくありません。しかし、いざ自分の家に屋上を取り入れるとなると、「デメリットはないのか?」「どんな屋上を作ればいいのか?」などが気になるでしょう。ここでは、屋上のメリットとデメリット、そして屋上の種類を紹介します。

屋上の定義とは?

建物には屋根があります。一般的に住宅の屋根は瓦などでできていて、人が歩くことを想定していません。屋根部分を平らにして人が利用できるようにした場所のことを屋上と言います。屋上にも、屋根の全面が屋上になっているタイプや一部だけが利用できるスペースになっているタイプ、隣接する居室からアクセスするタイプなど、種類はさまざまです。

屋上のメリット

屋上に憧れる人も多いのではないでしょうか。なんとなくカッコ良さを感じる屋上ですが、カッコ良さだけではない実用的なメリットもあります。ここでは、屋上のメリットを3つ紹介しましょう。

家にいながら屋外を楽しめる

家にいるのに屋外を楽しめるのは屋上の大きなメリットです。海や山、街並みなどを楽しめるロケーションの屋上なら、景色を独り占めできます。景色の利がない場合でも、外の空気を感じられるので、忙しい生活の合間にリフレッシュできるでしょう。昨今のコロナ禍では、人混みの中に出かけるのもはばかられるかもしれません。しかし、じっと家にいてもストレスが溜まります。そんなときに屋上に出られると、家にいながら屋外を楽しめるでしょう。

屋外に憩いのスペースができる

バーベキューやプール、愛犬のドッグラン、テントなど、アウトドアとしての利用ができるのも屋上の醍醐味です。屋外用の椅子とテーブルを置いて、ティータイムスポットにもできます。塀などを工夫すると、プライバシーの守られた憩いのスペースとして活用可能です。ジャグジーを設置すればリゾート気分を楽しめます。専用のレジャースポットに行かなくても、家で手軽に非日常のレジャーが楽しめる空間が屋上ともいえるでしょう。

観葉植物や家庭菜園ができる

屋上は日当たりも良いため、家庭菜園やガーデニングなど、庭代わりにも使えます。戸建住宅を建てるなら庭付きを楽しみたいと思う人も少なくありません。しかし、庭用の土地を確保するとなれば、広い土地が必要です。都市部で戸建住宅を建てるときは特に、庭のスペースを十分確保できないかもしれません。そんなときは屋上を作ってみてはいかがでしょうか。屋上なら、近所の人の目を気にすることなく植物に没頭し、観葉植物や家庭菜園が楽しめます。

屋上のデメリット

メリットがたくさんある屋上ですが、デメリットはないのでしょうか?実は、屋上にもデメリットはあります。一言で言えば、手がかかるのが屋上のデメリット。ここでは、屋上のデメリットを3つ紹介します。自分に屋上が向いているかを検討する際の参考にしてください。

排水処理をしないと大変

屋上は、雨が直接降りこみます。排水処理をしないと、雨水が溜まって大変なことに。近年は「ゲリラ豪雨」と称されるような短時間の大雨も増えています。屋上の排水能力を超えると、あっという間に雨水が溜まってしまうでしょう。排水溝が詰まっても雨水が溜まります。排水溝を複数設けたり片こうばいにしたりなど、雨水が素早く下に流れるような設計にする必要があります。

お金がかかる

屋上がない家と比較したとき、屋上を作る場合は建築コストが高くなります。たとえば、ペントハウス付きの10坪程度の屋上を設けると200万円前後の追加コストがかかるなど、一般的な住宅建築より費用がかかるため、予算と相談する必要があるでしょう。庭代わりになるというメリットを紹介しましたが、土地代と比較したときに屋上設置費用の方が高くなる可能性もあります。

掃除の必要がある

屋上は、半年に一度くらいの頻度で掃除する必要があります。デッキブラシで擦る程度の掃除で問題ありません。庭の手入れと比較すると雑草を抜いたりする必要がなく楽ですが、全く掃除をしない屋根と比較するとお手入れが大変とも言えます。防水方法によっては、雨漏り防止のためにメンテナンスが必要なことも。木造住宅でよく使われる金属防水はメンテナンスを考える必要はありませんが、鉄骨造でよく使われるシート防水の場合は10年ごとにメンテナンスが必要です。※1

※1参照:スーモカウンター注文住宅(https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/okujo/)

屋上の種類

屋上のメリットとデメリットを紹介してきました。「屋上を作りたい!」と思ったなら、屋上の種類を決めましょう。屋上にはいくつか種類があります。ぜひ自分のライフスタイルをイメージしながら確認してください。

ペントハウス経由の屋上

ペントハウスは別名「塔屋」。小屋のことです。ペントハウスは、建築面積の8分の1まで、高さは5m以下という決まりがあります。エレベーターを屋上までつなぎたいときや倉庫として利用したいとき、雨の日に室内で洗濯物を干したいときなどに便利なのがペントハウス経由の屋上です。ちなみに、高級マンションの最上階の部屋のことをペントハウスと呼ぶことがありますが、それとは別物。日本でペントハウスと言うと、一般的には屋上の塔屋のことだと考えて良いでしょう。

屋根の一部が屋上

敷地の形状によって高さ制限を受ける場合、全面を屋上にできないことがあります。そんなときは、一部を屋根、一部を屋上とスペース分けをする設計も可能です。「屋上もほしいけど、太陽光パネルも設置したい」という時にも、一部だけを屋上にすることがあります。一部を屋上にする場合も、ペントハウス経由でアクセスするのが一般的です。

屋外階段からアクセスする屋上

室内からアクセスする場合は、ペントハウスを設置します。しかし、屋上を設置するときに必ずペントハウスが必要なわけではありません。屋外に階段を作り、屋外階段からアクセスする屋上もあります。ペントハウスと屋外階段を比較すると、屋外階段の方がコストは高くなるのが一般的。プライベート空間を経由せずに屋上にアクセスできることや高さ制限の影響を受けにくく面積を広く使えることが屋外階段のメリットです。

ルーフバルコニーや屋上テラス

ペントハウスは居室としては利用できない小屋です。ペントハウスではなく、居室からアクセスするタイプの屋上もあります。このタイプの屋上は、ルーフバルコニーや屋上テラスと呼ばれます。居室の延長として使えるのがメリットです。屋上部分に雨水が溜まると居室にも侵入する可能性があるので、排水をしっかりと設計しなければいけません。