川口市安行地区で公示されている地価の相場を調査しました。さらにここでは、安行地区の特徴についても紹介していきます。
注文住宅購入の際は、是非参考にしてみてください。
川口市安行地区に注文住宅を建てるときにチェックしたいのが土地の価格です。この点をおろそかにすると、予算が不足して理想の注文住宅を建てられなくなることがあります。家を建てたい方は土地の価格をチェックしておきましょう。川口市安行地区の土地の価格は、公示地価などから知ることができます。「公示価格・基準価格=土地の販売価格」ではない点には注意してください。
川口市安行地区の公示地価平均は155,333円/平方メートルです。1坪当たりになおすと513,498円になります。都道府県が調査・発表している基準地価の平均は187,000円/平方メートル。こちらを坪当たりになおすと618,181円になります。
続いて気になるのが、川口市安行地区、各エリアの公示地価です。代表的なエリアの公示地価を紹介します。
代表的なエリアの公示地価は以上の通りです。全体の傾向をみると、戸塚安行駅から近いエリアは公示地価が高いといえるでしょう。通勤・通学を便利に行いたい方は、多少地価が高くても駅前のエリアの土地を購入するとよいかもしれません。
土地の価格をチェックするときにあわせて押さえておきたいのが、土地の価格の推移です。土地の価格の推移を押さえることで、今後の動向やエリアの人気などを把握できます。川口市安行地区の土地の価格はどのように推移しているのでしょうか。
過去30年間で川口市安行地区の公示地価が最も高かった年は1991年と言われています。1平方メートル当たり231,000円と評価されていました。以降、1995年・2007年・2008年を除き2013年まで川口市安行地区の公示地価は下落します。2013年の公示地価は153,000円だったので、22年で78,000円下落したことになります。
下落にストップがかかったのが2014年です。以降、2018年まで公示地価は上昇を続けています。2014年から2018年までの公示地価は次の通りです。
2014年:153,000円
2015年:153,833円
2016年:153,833円
2017年:154,166円
2018年:155,333円
5年間で上昇した金額は2,333円なので上昇幅はそれほど大きくありませんが、下落に歯止めがかかったとは言えるでしょう。今後の景気動向などによってはさらなる上昇を見込めます。これから土地を買う方には、良い環境が整っているといえるかもしれません。川口市安行地区で注文住宅を建てたいと考えている方は、以上を押さえたうえで土地探しを始めてみてはいかがでしょうか。
東京近郊に位置する安行地区には、安行・安行北谷・安行小山・安行慈・安行出羽・安行西立野・安行原・安行藤八・安行吉岡・安行吉蔵・安行領家が属しています。
自然が多く残されている地区であり、園芸農業が発達しているのが特徴。植木の産地として全国的に知られています。
主なアクセス方法は、JR京浜東北線「川口駅」よりバス利用、または埼玉高速鉄道線「戸塚安行駅」となります。
買い物に便利なのは、埼玉県道34号さいたま草加線沿いにあるイオンモール川口。テナントにスポーツクラブや室内遊園地、ユニクロなどが入っており、生活に必要なものは、ほとんど揃える事が可能です。
また、戸塚安行には、スーパーやドラッグストアなどが軒を連ねる、けやき通りもあります。
安行地区には、安行八景に選ばれた曹洞宗の寺院「興禅院」があります。春は桜、夏はアジサイ、秋には彼岸花や紅葉など、季節ごとの花を楽しむことができます。
スダジイの大木にお地蔵様、東側崖下の泉には弁財天が祀られており、1月・5月・9月の9日には弁財天祭が行われています。
また、安行原には川口市の指定天然記念物である一輪草自生地があるのも特徴。
かつては県内各地に分布していた一輪草ですが、現在では埼玉県準絶滅危惧種に分類される貴重な草木となっています。4月になると小さくて白い花が一面に咲き、訪れた方の心を癒しています。